第53回日本赤十字リハビリテーション協会学術集会

1. ご挨拶

第53回日本赤十字リハビリテーション協会学術集会長

福井赤十字病院 リハビリテーション科技師長

仲辻良仁

 

 このたび、「第53回日本赤十字リハビリテーション協会学術集会」を、令和8年11月14日(土)・15日(日)の2日間、福井県にて開催する運びとなりました。開催地である福井赤十字病院を代表して、一言ご挨拶申し上げます。本学会のテーマは、「福井から未来を考える ~急性期リハビリテーションとその先にある地域支援~」といたしました。「急性期リハビリテーションが果たすべき役割を改めて見つめ直すとともに、その成果をいかに地域へとつなげていくか」この問いに向き合い、皆さまと共に深く議論できる貴重な機会としたいと考えております。  

 現在、日本赤十字社の各病院は、全国で急性期医療を中心に重要な役割を担っています。一方で、超高齢社会の進行に伴い、急性期医療にとどまらず、その後のリハビリテーションや地域包括ケアの重要性が、ますます高まっております。患者さまが「その人らしい生活」に戻るためには、医療機関と地域が一体となった支援体制の構築が不可欠です。本学会を通じて、全国の赤十字病院の皆さまとともに、急性期から地域支援に至るリハビリテーションの在り方を考え、未来に向けた実践のヒントを見出していける場にしたいと願っております。

 今回は、基調講演として、地域医療・在宅医療の分野で活躍されているオレンジグループの紅谷浩之先生、特別講演として、訪問リハビリ・通所リハビリの新たな可能性を切り拓いてこられた、ほっとリハビリシステムズの松井一人先生をお招きします。急性期から地域支援への円滑な移行を実現するための多角的な視点を学び、実践につなげる契機となることを期待しております。さらに、教育セミナーとして、急性期リハビリテーションの最前線でご活躍中の神戸リハビリテーション病院の児島範明先生、高齢期のリハビリテーションの専門家である筑波大学の山田実先生をお迎えします。急性期から地域支援、さらには生涯を見据えたリハビリテーションの未来像を共有する貴重な機会になると確信しております。

 開催地である福井県は、自然・歴史・食文化が調和した魅力あふれる地域です。11月は越前ガニの解禁を迎え、美食の季節でもあります。また、恐竜博物館、東尋坊、永平寺など、歴史と自然が息づく名所も多くございます。さらに、北陸新幹線の福井延伸により、全国各地からのアクセスも格段に向上いたしました。本学会が、学びと交流はもちろん、福井の魅力にも触れていただける機会となれば幸いです。
 令和8年年11月、福井の地で多くの皆さまとお会いできることを心より楽しみにしております。皆さまのご参加を心よりお持ち申し上げます。

福井赤十字病院は令和7年(2025年)4月1日に創立100周年を迎えました

100周年記念動画はこちらから

2.開催概要

1.テーマ:『福井から未来を考える~急性期リハビリテーションとその先の地域支援~』

2.内 容:基調講演、特別講演、教育セミナー2題、一般演題25題(予定)

 基調講演    講師:紅谷 浩之 先生 (医療法人オレンジグループ代表 医師)

 特別講演    講師:松井 一人 先生 (ほっとリハビリシステムズ代表取締役 理学療法士) 

 教育セミナー①  講師:児島 範明 先生 (神戸リハビリテーション病院 作業療法士)             
 教育セミナー②  講師:山田 実  先生 (筑波大学人間系 教授 理学療法士)

3.会 期:令和8年11月14日(土曜日)~11月15日(日曜日)

4.会 場:AOSSA 8階県民ホール (〒910-0858 福井県福井市手寄1-4-1)

5.参加費
【早期登録】協会員8,000円、会員外(赤十字リハビリ関係者)11,000円、その他 3000円
【通常登録】協会員9,000円、会員外(赤十字リハビリ関係者)12,000円、その他 3,000円

6.意見交換会: 会場 ウエルアオッサ(AOSSA内)

7.主 催:日本赤十字リハビリテーション協会

8.共 催:福井赤十字病院

9.後 援:(公社)福井県理学療法士会、(一社)福井県作業療法士会、(一社)福井県言語聴覚士会

学術集会のポスターです。 ダウンロードしてご利用ください。

3.参加登録(学術集会・お弁当・意見交換会)

・学術集会参加費:
【早期登録】協会員8,000円、会員外(赤十字リハビリ関係者)11,000円、その他 3000円
【通常登録】協会員9,000円、会員外(赤十字リハビリ関係者)12,000円、その他 3,000円

【早期参加登録期間】 令和8年  7月 13日(月) 12:00 ~ 10月6日(火) 23:59 
                    振り込み期限 10月13日(火)
【通常参加登録期間】 令和8年 10月7日(水)  0:00 ~ 11月2日(月) 12:00  
                    振り込み期限 11月9日(月)

・11/14 昼のお弁当:1,000円(予定)

・意見交換会: ウエルアオッサ(AOSSA内)(参加費:8,000円)(予定)

4.宿泊のご案内 (準備中)  

福井県 観光/旅行サイト ふくいドットコム

5.出張申請書  

必要に応じて、以下のリンクより書面を印刷しお使いください。
出張申請書はこちら

6.演題募集要項     

応募資格
原則、日本赤十字リハビリテーション協会会員とさせて頂きます。
非会員の方は学術集会事務局までお問い合わせ下さい。
共同演者は非会員でも可能とします。筆頭演者=発表者としてください。

応募受付期間
令和8年年4月6日(月)12:00 〜 令和8年5月31日(金)12:00まで 

応募内容
一般演題:リハビリテーションに関するもの
※優秀演題には表彰があります。

発表形式
①発表形式は口述発表の予定です。
発表時間は7分(質疑応答は3分)で行います。
③口述発表は、すべてPC(Microsoft Power point 2021)機材を用いて行います。
④持ち込みの発表用データは「USB フラッシュメモリ」のメディア形式を使用します。
(トラブルに備えファイルのバックアップをご持参下さい。)
⑤原則、PC 以外の機器、指定されたソフト以外は使用できません。
⑥動画や音声データの使用はできません。
⑦応募演題数によっては発表時間(質疑応答時間)及び発表形式をポスター発表に変更することがあります。

演題抄録の使用権について
演題抄録の二次使用権・許諾権は、日本赤十字リハビリテーション協会に帰属します。

利益相反(COI)の開示に関して

演題の倫理規定について
①対象者の同意について
 ・倫理的事項を遵守し、本文中に(特に)対象者の同意についての記載が必須です。
②最大限倫理的な配慮を行うこと
 ・研究の計画・実行・分析・演題作成等の過程において、倫理的配慮を十分に行って下さい。
 ・人を研究対象とする場合は、対象者・被験者の個人の尊厳、人権の尊重を第一とし、ヘルシンキ宣
  言、厚生労働省通達の「臨床研究に関する倫理指針」を遵守して下さい。
③インフォームド・コンセントについて
 ・研究に先立ち、対象者・被験者からインフォームド・コンセントを文書で受けて下さい。
 ・インフォームド・コンセントを受ける手続きは、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」を遵
  守して下さい。
 ・対象者からインフォームド・コンセントを受けなくてもよい場合でも、十分な倫理的配慮を行って
  下さい。

研究に利益相反の可能性がある場合(企業からの研究助成金や寄付金の受入、実験機器等の提供、コンサルト料や謝金、特許取得など)は、情報の開示をお願いいたします。 利益相反(COI)の開示の対象は一般演題の筆頭演者のみとし、当該発表に関わる利益相反の有無を申告して頂きます。

利益相反なしの場合

利益相反ありの場合

応募方法
インターネットによる電子メールにて応募を行って下さい。

①以下に従って演題応募原稿を作成してください
1)応募原稿作成にあたっては、Microsoft Office Word を使用してください。
2)A4 版を使用し、書式設定・段組は不要です。
3)演題名は全角換算50字、抄録本文(筆頭演者・共同演者・所属等を含む)は、全角換算800文字以内 です。図表等の使用はできません。
4)文字の大きさは演題名・抄録本文は 10 ポイント、「MS 明朝」を使用してください。
5)筆頭演者、共同演者の所属施設名が複数の場合は上付き数字を用いて示してください。
6)演題応募原稿の体裁については、はじめに・目的・方法・結果・考察等の小見出しをつけ、その両端には【 】をつけて囲んで下さい。
7)句読点は、「,」「.」に統一して下さい。
8)入力される文字により文字化け・脱字等の不具合が生じますので、特殊文字の使用は絶対に避けてください。

②以下に従って演題応募原稿を電子メールにて添付ファィルとして送信して下さい
1)原稿の送付先は次の電子メールアドレスです。
   E-mail:53jrcra2026@fukui-med.jrc.or.jp (学術部長:山田英二)
2)件名に「第53回日赤リハ演題応募」と明記してください。
3)電子メールの本文に次の事柄を記載して下さい。
(1)演者氏名
(2)演者氏名フリガナ
(3)演者の職種
(4)演者の所属機関
(5)所属機関の郵便番号および所在地
(6)電話番号もしくはFAX番号
(7)受領確認用および採否通知用電子メールアドレス(携帯電話のメールアドレスは不可)

③演題受付番号の電子メール受信
演題応募の際に入力いただいた「電子メールアドレス」宛に演題受付通知を送付します。演題受付通知が1週間をめどに届かない場合は、演題募集用メールアドレスにお問い合わせ下さい。

演題採択結果の通知
最終的な「演題採択結果の通知」は、募集締め切り後に学会側から電子メールにより筆頭演者の方宛に通知いたします。

募集要項PDFダウンロードはこちらから

演題送付先・お問合せ先
下記のE-mailをご利用ください。

第53回日本赤十字リハビリテーション協会学術集会事務局
E-mail:53jrcra2026@fukui-med.jrc.or.jp (学術部長:山田英二)

6.第53回日本赤十字リハビリテーション協会学術集会準備委員会

福井赤十字病院 リハビリテーション科
〒918-8501 福井県福井市月見2丁目4番1号

TEL:0776-36-3630  E-mail:53jrcra2026@fukui-med.jrc.or.jp

◎運営スタッフ
学術集会長:仲辻良仁 準備委員長:山岸耕二

豊田泰美 岩佐茂美 山田英二 梅田美和 吉川綾子 宮下 崇 樋田貴紀 池田珠美 

木村知愛 荒井麻衣 本多 涼 川端彩華 高島尚生 筧 和真 井元信彦 岡崎雅樹 

中山泰博 山本和雅 高田尚光 近田美香 熊木圭太 向嶋啓介 戸田友行 佐藤祐一 

井波 蘭 土田 愛 筑摩祐太朗 奥屋愛太朗